都市の足元に、再生という技術を
私たちの暮らしを支える下水道管は、年月とともに老朽化が進み、適切な維持・再生が必要になります。株式会社新生工業では、SPR工法・オメガライナー工法・光硬化工法などの管渠更生技術を用いて、既存の下水道管を活かしながら機能をよみがえらせる工事に取り組んでいます。大規模な掘削を抑えることで、交通や周辺環境への影響にも配慮しながら、都市に欠かせない地下インフラを次の世代へ。現場ごとに適した技術と確かな施工で、安全で快適な暮らしを足元から支え続けます。
SPR工法

オメガライナー工法
オメガライナー工法とは、あらかじめ工場でΩ状に折りたたんだ、形状記憶性能を持つ硬質塩化ビニル管を既設管内に引き込み、蒸気で加熱することで円形に復元する工法です。さらに圧縮空気によって既設管と密着させ、強固な自立管を構築します。現場では管の断面形状を円形に戻すだけで、化学反応(硬化反応)の必要がなく、安全・確実かつスピーディーに施工を完了できます。
◆特徴◆
・非開削工法のため、周辺環境への影響を最小限に抑えられる
・強度・耐久性・耐震性に優れた塩ビ管路へ更生
・安全かつ確実な管路更生が可能

光硬化工法
光硬化工法とは、既設管にライナー材を引き込み、内側から光を照射することで硬化・更生する管路更生工法です。施工性に優れているほか、性能面でも塩ビ管と同等の水理性能を確保しています。また、レベル2地震動でも流下機能を確保できる耐震性を持つなど、高い性能を備えています。
光硬化工法協会の更生材料には、シームレスライナーとアルファライナーがあり、口径や更生・補修箇所の距離など、作業現場に応じて使い分けます。
◆特徴◆
・浸入水があっても施工可能
・CO2排出量が少なく、環境にやさしい

クリスタルライニング工法
クリスタルライニング工法とは、防食性を有する無溶剤型エポキシ樹脂モルタルをコンクリート構造物に塗布し、止水・防食・補強を行う工法です。
目的によって下地処理方法や積層過程に多少の違いはありますが、いずれも水中でも接着・硬化する性質を持つクリスタルライニング材を使用します。
◆特徴◆
・耐久性・塩害対策に優れている
・鉄筋コンクリートの劣化防止に最適

アーマライニング工法
「ポリウレア」という素材を使用する工法を、アーマライニング工法といいます。
ポリウレアは、わずか2~3mm程度の厚みでも十分な強度を実現できる樹脂素材です。最大の特長は、その強度・追従性と耐薬性に優れている点です。
また、無溶剤(揮発性溶剤を含まない無公害塗料)のため、高い安全性も保障されています。さらに、塗布後5分程度で硬化し始めることもメリットの一つです。
これらの特長から、ポリウレアは「柔らかいステンレス」とも呼ばれています。海外では、老朽化したインフラの強靭化・長寿命化に最適な素材として、技術開発が進んでいます。

開削工法
開削工法は、もっとも一般的な工法です。
工事範囲に土留めを行い、次に支保工をかけながら掘り下げて地下鉄構築物を造り、その後、土砂を埋め戻します。
◆特徴◆
・比較的簡単に施工ができる

舗装工事
道路・施設・駐車場などの新設にともなう舗装工事をはじめ、造成地における私道での施工や、歩道の切り下げ工事など、多岐にわたるアスファルト工事を手がけています。公共工事も請け負っています。
また、「既存の路面に穴や亀裂が発生している」といった場合には、補修・修繕工事を行います。アスファルト全体を施工し直すのではなく、「パッチング補修」という方法で部分的に修復することで、コストの削減や工期の短縮を実現しています。




SPR工法とは、既設管の内側に硬質塩化ビニル製プロファイルによる更生管を築造する工法です。既設管と更生管の間隙に裏込め材を充填し、一体化させることで、新たな複合管として再生させます。
この工法により、「快適な生活」「陥没対策」「地震対策」を実現し、皆さまの暮らしの安全・安心を守ります。
◆特徴◆
・通水しながら施工が可能
・長距離施工・曲線施工にも対応
・管路施設の耐震化が可能